ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029948
今年、端午節(旧暦5月5日、今年は6月6日)に百貨店各社で販売される贈答用の粽子(ちまき)は、原料となるもち米や、ちまきを包む菖蒲や竹の葉の価格上昇により、例年より5〜10%割高となる。各百貨店は、値上げはやむを得ないとする一方、特色ある商品を打ち出して差別化を図る。12日付工商時報が伝えた。
新光三越は、昨年は販売量が1,000セットを超えた、嘉義「福源肉粽」の「栗子香菇蛋黄肉粽(栗・しいたけ・卵黄入り肉ちまき)」、台南「楊哥楊嫂」の「精緻肉粽」や、今年新たに販売する新竹「乾家」の「特製肉粽」など、各地の有名ちまきの販売に力を入れる。同社は販売数を台湾全土で約1万6,000個に限定、消費者や企業による予約購入の利便性に万全を期した販売策略に自信を見せた。
太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は、企業や核家族をターゲットにした少量入りのセット販売を行う。また脂っこさを嫌う外国企業を主な対象とし、季節のフルーツセットや茶葉セットなども贈答用に用意する。
京站時尚広場(Qスクエア)は、創業40年以上の老舗店のちまき、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)は、ホテル特製の高級ちまきを販売する。
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