ニュース 食品 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029952
ナッツ類の価格が、生産量の減少、原油価格や人件費の上昇などを受けて世界的に値上がりしており、台湾にも影響が出始めている。一部の輸入業者は既に販売店に価格調整を伝えており、6月末〜7月にも10〜20%の値上げが行われる見通しだ。12日付工商時報が伝えた。
カシューナッツは昨年、生産量が7〜15%へと落ち込む不作で、第1四半期はほとんど期首在庫がない状態だった。さらにインド、ブラジル、ベトナムなどでの人件費上昇も加わり、今後、40%以上値上がりすると見込まれている。
米国カリフォルニア州、イランを主要産地とするピスタチオの生産量は年間約40万トン台だが、価格は過去10年間で約4倍に達している。
またアーモンドは昨年、オーストラリアでの大規模な水害発生、スペインで霜害や洪水が発生するとのうわさが流れたことから生産量が減少。一方、新興国では需要が大幅に高まったため需給バランスが崩れ、価格上昇が続いている。
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