ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029955
トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は11日、トヨタ車生産の国瑞汽車が6月より新車生産で東日本大震災前の水準を回復させると発表した。謝富来同社協理によると、7月にはさらに増産し、現在4,000台以上に累積している納車待ちの解消を急ぐ構えだ。これにより日本車ブランドで生産水準回復の見込みが立っていないのは台湾ホンダのみとなった。同社は6月末まで減産体制を続ける予定だ。12日付工商時報が報じた。
和泰汽車によると、日本で部品生産ラインの復旧が急速に進んだことから、国瑞汽車は通常の3割への減産を6月3日まで継続する予定だったが、今月23日には通常の6割まで回復できる見通しとなった。4月売上高が前月比で5割以上減少する大打撃を受けていた同社だが、今後は回復が見込まれる。
なお和泰汽車は、減産による在庫不足から今年の夏季キャンペーンを中止する予定だったが、同日、即日から7月末まで実施すると宣言した。
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