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晶元光電の超高輝度LED、対米輸出可能に


ニュース 電子 作成日:2007年10月4日_記事番号:T00002996

晶元光電の超高輝度LED、対米輸出可能に

 
 発光ダイオード(LED)メーカーの晶元光電(エピスター)は3日、米税関当局が同社の超高輝度LED新製品「フェニックス」「アクエリアス」について、米国際貿易委員会(ITC)が指摘した知的財産権侵害の恐れはないとの判断を示し、対米輸出が可能になったと発表した。4日付経済日報が伝えた。

 米国際貿易委員会(ITC)はこれに先立ち、晶元光電のLED製品は米フィリップス・ルミレッズ・ライティングの特許を侵害しているとして、晶電の全てのLED製品の輸入を禁じる排除命令を出していた。米連邦巡回高裁はこのほど、晶元光電の既存製品「OMA」「MB」「GB」などに対する排除命令の停止を求める同社の提訴を却下したが、新製品については、対米輸出に道が開かれた形だ。

 同社はフィリップス・ルミレッズとの特許権紛争にもかかわらず、好調な業績を維持しており、9月の売上高は月次ベースで過去最高の10億台湾元(約35億元)前後となり、7~9期の売上高も過去最高を更新する見通しだ。