ニュース 電子 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029960
市場調査機関、IHS iSuppliの最新統計によると、宏達国際電子(HTC)は今年第1四半期、スマートフォンの世界シェアが9.9%に達し業界第5位となった。出荷台数は前期比で6.2%伸びた。同期の世界市場全体のスマートフォン出荷台数は9,720万台で、前期比で1.5%減だった。12日付経済日報などが伝えた。
シェア1位はノキアが24.9%で維持したものの、出荷台数は前期比14.5%の大幅減となった。シェア2位から4位までは、▽アップル、19.2%▽リサーチ・イン・モーション(RIM)、15.2%▽サムスン電子、13.0%──。出荷台数の前期比成長率は上位5社のうちアップルが最も高く14.9%。一方、サムスンは1.6%減となった。
HTCは第2四半期末にハイエンド機種と中価格帯機種の販売拡大が予想され、引き続き成長を維持する見通しだ。
iPhoneが人気のアップルは、ノキアとの差を徐々に縮めている。ただ、iPhoneは9月に新機種発売が見込まれているため、消費者が既に既存機種に対し見送り姿勢となっている可能性がある。アップルもiPad2の販売に注力しているため、iPhoneが第2四半期も力強い成長を維持できるかは観察が必要だ。
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