ニュース 電子 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029961
光ディスク各社が原料価格の高騰を受け、今年3度目となる値上げを検討している。中環(CMCマグネティクス)が5〜10%値上げの可能性を表明した一方、錸徳科技(ライテック)、国碩科技(ギガストレージ)は、3月と4月の2回の値上げで、値上げ幅が平均20%に達しているため、どの程度の上げ幅にするか見極めを行っている。12日付工商時報が伝えた。
ギガストレージによると、光ディスクの原材料は年初来、ポリカーボネート(PC)が3割以上、テトラフルオロプロパノール(TFP)は3倍以上、生産に用いる銀ターゲット材は2倍に上昇した。コスト上昇は深刻で、同社は「販売価格を50%引き上げない限り利益が出ない」と述べた。
業界関係者は、 ポリカーボネートメーカーが需要が拡大している自動車部品向けの出荷を優先したため、光ディスク業界では供給不足を招いており、現在の価格は昨年第3四半期のピーク時に近づいていると指摘した。
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