ニュース 電子 作成日:2011年5月12日_記事番号:T00029962
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が間接的に生産する米アップル製品向けチップの売上高は、2012年に約500億台湾元(約1,400億円)に達し、今年の250億元から倍増するとの見通しが、このほどUBS証券によって示された。総売上高に占める比重も5.5%から10%に拡大する見込みだ。12日付工商時報が伝えた。
UBS証券の程正樺・半導体産業アナリストは、アップルはTSMCの直接的な顧客ではないが、顧客がアップルから受注したチップをTSMCが受託生産していると説明した。
なお今後、アップル製品がTSMCにもたらす商機として程アナリストは、▽ベースバンドチップ(クアルコムから受注)▽無線通信用チップ(ブロードコム)▽CMOSイメージセンサー(オムニビジョン)▽電源管理IC(ダイアログ・セミコンダクター、リッチテック)▽CPU「A5」(2番手の受託メーカーに)▽次世代CPU「A6」(1番手の受託メーカーに)──の5項目と指摘した。
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