ニュース 社会 作成日:2011年5月13日_記事番号:T00029967
深刻な水不足に見舞われている台湾に、遅れていた梅雨がようやく到来した。12日、北部各地は終日曇り空となり、新北市および新竹県では降雨量が100ミリメートルを超えた。ただ、北部に水を供給するダムでは、若干水位が上がったものの、渇水の危機を解消するまでには至っていない。13日付自由時報が報じた。
中央気象局は、13日早朝に豪雨特報を発令しており、きょうも北部、東北部では大雨、中南部山間部でも局地的な大雨の可能性があるとして注意を呼びかけている。なお、北部では18日まで降水確率が非常に高くなるとの予報だ。
また18日より▽新北市林口区▽桃園県▽新竹県▽新竹市──で予定されている「第2段階給水制限」(工業用大口利用者への5%削減、非工業用大口利用者への20%削減)について、経済部は16日に実施を改めて検討する。経済部水利署の呉約西・副署長は、「現在の状況から見て給水制限の危機は解消されておらず、今後の雨がダムに流れ込むかどうかが鍵となる」と指摘している。
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