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台湾の大型観光団、北海道で歓迎


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月13日_記事番号:T00029978

台湾の大型観光団、北海道で歓迎

 王金平立法院長の引率による、300人から成る台湾の大型観光団が12日北海道入りし、新千歳空港で高原陽二・道副知事らから盛大な歓迎を受けた。13日付中国時報などが報じた。

 
新千歳空港では「台湾の力強い支援に感謝する」と書かれた中国語の横断幕が王院長(左3)らを出迎えた(12日=中央社)

 王院長は、東日本大震災により北海道を訪れる台湾人観光客が激減したことを受けて、北海道観光のPR役を引き受けた形。台湾人観光客は北海道を旅行する外国人の3分の1を占め、今年1〜2月は約1万6,000人が訪れたが、震災後の4月は1,600〜1,700人と一気に10分の1ほどに落ち込んだという。

 王院長と高橋はるみ知事は同日、札幌で記者会見を開き、高橋知事が「台湾人が最も心配する放射能問題で、北海道は全く影響を受けていない」と強調。間もなく迎える観光のハイシーズンに多くの台湾人観光客に訪れてほしいと語った。

 王院長は「北海道の観光宣伝をすることにどんなメリットがあるのか」という日本人記者の質問に対し、「台湾各界は日本の早期復興を心から望んでいる。募金などはすべて自発的に行われ、何ら見返りを期待してのものではなかった」と回答。「わたし自身は日本を訪れるたびに各界からの感謝の気持ちを感じている」と付け加えた。