ニュース 電子 作成日:2011年5月13日_記事番号:T00029988
アップルのスマートフォン次世代機種「iPhone5」(通称)の発売が、一部部品調達の遅れから9月にずれ込むとの見通しがゴールドマン・サックス証券によって示され、同製品への部品供給が売上高の大きな比重を占める台湾サプライヤーの第3四半期業績に懸念が生じている。これまで「iPhone」の新製品はすべて第2四半期末〜第3四半期初めに発売されており、サプライヤーの第3四半期売上高は、前期比で平均55%の増加となっていたが、今年は横ばい、さらには減少の可能性もあるとゴールドマン・サックスは指摘している。13日付経済日報などが報じた。
また「iPhone」にデジタルカメラ用レンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)の第3四半期売上高は前期比9%の小幅成長にとどまり、タッチパネルを供給する宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)の利益は、前期比8%以上減少する予測だ。
一方宏達国際電子(HTC)についてゴールドマン・サックスは、5月末に発売予定の4G(第4世代)対応、デュアルコアプロセッサ搭載の新機種「Sensation」が、「iPhone5」に先駆けて7〜8月にユーザーを獲得できれば、第3四半期業績に有利に働くと指摘している。
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