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光ディスク各社、コスト高で減産


ニュース 電子 作成日:2011年5月13日_記事番号:T00029989

光ディスク各社、コスト高で減産

 中環(CMCマグネティクス)、錸徳科技(ライテック)、国碩科技(ギガストレージ)の光ディスク各社は今年、原料のポリカーボネート(PC)やテトラフルオロプロパノール(TFP)の価格高騰を受け、約20〜30%の減産を行っている。コストは昨年同期に比べ2倍以上に達している。13日付電子時報が伝えた。

 CD−R(データを1回だけ書き込み可能なCD)やDVD−Rの需要低迷により、今年は光ディスク市場が10〜20%縮小する見通しだ。こうした環境下で、明基材料(BenQマテリアルズ)や精チョウ科技(プロディスク・テクノロジー、チョウは石へんに蝶のつくり)など中堅メーカーの相次ぐ事業撤退や減産が伝えられている。大手メーカーの減産も合わせて、今後光ディスク市場は需給バランスが改善に向かい、下半期には製品価格の引き上げが行われるとの予測もある。