ニュース 電子 作成日:2011年5月13日_記事番号:T00029992
中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の資金難が表面化する中、提携相手のエルピーダメモリと大株主の聯華電子(UMC)は12日、プロモスに対する資金支援を行う考えはないと表明した。プロモスの手持ち現金は10億台湾元(約28億円)を下回っており、今後も苦しい経営が続く見通しだ。13日付経済日報が伝えた。
プロモスの陳民良董事長は「2009年に100億元相当の海外転換社債の償還期限が到来した際に比べれば、状況は良好だ」と説明した。同社は現在増資による資金調達を計画している。
しかし、当初有力な支援先とみられたエルピーダとUMCが支援に消極的な姿勢を示したことで、資金調達が順調に進むかは不透明となった。エルピーダ幹部は「プロモスの債権団が債務の出資転換に応じるなど、債務の削減が進まない限り、プロモスに出資することはない」と述べた。
プロモスに8%以上を出資しているUMCも「プロモスへの投資は『財務的』なもので、それを超える投資は考えていない」とした。
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