ニュース その他分野 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030000
台湾高速鉄路(高鉄)沿線の地盤沈下問題で、地下水くみ上げのほか、沿線の開発で土地を押し固めたことも原因として指摘され、行政院は行政院国家科学委員会(国科会)、経済部、地方自治体に対し、開発制限を求める方針を固めた。これにより、光電およびバイオテクノロジー産業を中心に10社が進出予定の中部科学園区(中科)虎尾園区(雲林県虎尾鎮)の開発に微妙な影響が予想される。15日付工商時報が伝えた。
高鉄沿線では、彰化県渓州郷から雲林駅までの区間2キロで、虎尾園区の開発用地を含む5カ所、1,700ヘクタールの開発が計画されており、地盤沈下リスクを増大させると判断された。
楊文科・中科管理局長は「中科虎尾園区は既に開発が完成し、8割以上の企業が進出を終えており、大型建設機械を使った工事は少数しかない」と説明。その上で、今後の工事では技術的な規範を厳格に守り、地盤沈下を防ぐとともに「開発面積はこれ以上拡大しない」との認識を示した。
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