ニュース 政治 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030002
13日、上海で中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長と会見した台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長は、次回の中台民間トップ会談(第7回江陳会)について今年下半期に開催する見通しとなったことを明らかにした。注目を集める投資保障協定締結の実現については、「締結できないなら(江陳会は)開催しない」と語り、強い意気込みを示した。14日付工商時報が報じた。
12日夜、上海に到着した江丙坤・海基会董事長(左)は、韓正・上海市長(右)と会見した(12日=中央社)
このほか江董事長は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に関する問題点を協議する「両岸経済合作委員会(経合会)」で、物品貿易について中国市場で台湾の製品が東南アジアと対等に競争し、日韓に先駆けて進出できるよう関税引き下げに努めていると語った。また、サービス貿易については「靴メーカーが映画館に投資できる」というように台湾企業が事業転換を図れるよう交渉を進めているという。
また次回の江陳会では原子力発電の安全も議題に盛り込まれる見込みだ。
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