ニュース 医薬 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030005
輔英科技大学附設医院(屏東県東港鎮)で、経営陣の資格問題をめぐるトラブルが表面化し、医師や病院従業員、取引業者への賃金や代金の支払いが滞る事態となっていることが分かった。14日付自由時報が伝えた。
未払いの総額は数千万台湾元(1元=約2.8円)に達するもようで、屏東県政府の衛生局、労工局が事態打開に乗り出した。
同医院では張鵬図董事長が「責任医師」を兼任しているが、教育部は兼任が私立学校法に違反するとして、責任医師の交代を要求。これに反発する張董事長が同医院の財務処理に使用する公印を持ち去り、正常な財務処理ができなくなった。
張明松院長は「財務状況は健全であり、短期的に資金を(銀行から)引き出せないだけだ」などと強調した。
同医院はベッド数約300床の総合病院で、今年、「区域教学医院」(医学教育の地域拠点病院)に指定されたばかりだった。
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