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路線バス初の電気自動車、新北市で運行開始


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030012

路線バス初の電気自動車、新北市で運行開始

 新北市三峡区で13日、台湾で初めて市内バスに電気自動車が導入された。台北大学特定区を運行する台北汽車客運、850番路線での採用で、二酸化炭素(CO2)排出ゼロ、低騒音で環境改善に貢献する。14日付工商時報が伝えた。


台湾初の電気自動車路線バス。低床式で車イスやベビーカーも乗せやすいようスロープが付いている(13日=中央社)

 電気自動車バスは、台北市の電気自動車メーカー、華徳動能科技が設計・開発した。動力源のレアアース(希土類)イットリウムリチウム鉄電池は1.5〜2時間で充電を完了、1回の充電で250キロメートル(満員時150キロ)、最高時速80キロでの走行が可能だ。メンテナンスと燃料コストが、従来の路線バスのわずか10〜15%と低いことが特徴。1両当たりの価格は860万台湾元(約2,400万円)で、49%を交通部と新北市が助成した。

 現在新北市ではハイブリッド車(HV)30台を路線バスに導入しており、朱立倫市長は、年内に49台まで拡大する意向を表明した。