ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030014
16日付経済日報は、トヨタ自動車が海外生産の拡大を検討しているとの観測を伝えた。同紙によると、トヨタは現在、台湾と東南アジアでの組み立て拡大を検討しており、和泰汽車集団との合弁、国瑞汽車が海外生産の重要拠点の一つに選ばれる可能性が高いとみられている。
業界関係者によると、トヨタは依然、生産拠点の海外移転は行わないと強調しているが、各国のトヨタ車販売業者から、生産が日本に集中している現状を憂慮する声が挙がっている状況を受けて態度を軟化させ、海外での組み立て比率を拡大する姿勢を示しているという。
現在、国瑞は台湾と中東市場で販売されるカローラアルティスの組み立てを担っており、トヨタ側から高い評価を受けている。特に昨年の中東向け輸出台数は2万9,000台と好調で、さらに今年は5万台が見込まれ、トヨタにとって海外展開の成功例とされている。今後アルティスの台湾からの輸出が順調に伸びれば、国瑞が新たな車種の生産を受注する可能性は高くなるとみられる。
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