ニュース 電子 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030018
世界市場における第2四半期の大型液晶パネル出荷枚数は、前期比18%増となるとの予測が市場調査機関、ディスプレイサーチによって示された。川下でパネル在庫が減少し、パネルメーカーの稼働率が上昇していることが理由だ。大型パネル価格も緩やかに回復しており、販売額も前期比20%増が見込めるという。14日付工商時報が伝えた。
ただディスプレイサーチの謝勤益・大中華区副総裁は、現在の需給逼迫(ひっぱく)は、需要が高まっているためではなく、パネルメーカーが供給を制限していることが主な要因で、第2四半期出荷の前期比18%増はハードルが高すぎる恐れがあると指摘した。
なお、第1四半期の世界市場の大型パネル出荷枚数は、前期比7%減の1億6,400万枚。売上高は175億米ドルで同12%減、前年同期比では19%減の大幅なマイナスとなった。昨年の大型パネル価格の下落幅が20%を超えたことが響いた。
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