ニュース 電子 作成日:2011年5月16日_記事番号:T00030021
半導体メモリーの華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は13日の董事会で、15億1,200万台湾元(約42億5,000万円)の追加設備投資を決議した。そのうち10億8,800万元を今年、NOR型フラッシュメモリー生産能力拡充に充て、年内に相次いで設備の搬入を行う予定だ。なお、今回の追加投資により、同社の2011年の設備投資額は60億元を超える見込みだ。14日付蘋果日報などが伝えた。
温堅・同社財務長は、NOR型フラッシュメモリーの需要はかなり強く、加えて相次いで新製品を投入することで同社は市場シェアを伸ばしており、受注が長期的に好感できるため追加投資を決めたと説明した。
また同製品の製造プロセスは現在90ナノメートルだが、下半期には58ナノへの移行を進め、競争力を強化する。
現在、NOR型フラッシュメモリーはウィンボンドの売上高の3分の1を占めるまでに成長し、同社第2の主要製品となっている。同製品の第1四半期の売上高は前期比8%増、前年同期比では50%増だった。
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