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9県市の給水制限強化、5月は見送り


ニュース 公益 作成日:2011年5月17日_記事番号:T00030029

9県市の給水制限強化、5月は見送り

 連日の降雨を受け経済部は16日の渇水対策会議で、工業用水の大口利用者に対する供給量5%削減、工業用水以外の大口利用者に対する20%削減が行われる、第2段階給水制限を5月中は実施しないことを決めた。ただ現在実施されている第1段階の給水制限を取り消すほどではなく、5月末の状況によって6月の対応を決める。17日付自由時報などが報じた。


連日の降雨と人工降雨で全土のダムに9500万トンの水がもたらされた。ただ、台中市の石岡壩ダム(写真)など中部では依然不足が深刻だ(16日=中央社)

 第2段階への引き上げ予定が見送られたのは、▽18日・新北市林口区、桃園県、新竹県市▽23日・苗栗県、台中市、彰化県北部、台南市、高雄市──で、夜間減圧、農業用水の供給量を削減する第1段階給水制限は今後も継続される。18日には新北市板新地区で、23日には彰化県、雲林県、嘉義県で第1段階給水制限が予定されていたがこれも見送られた。

 中央気象局の予測によると、18日に前線がバシー海峡に南下し、北部は前線の影響を受けなくなるが、南部は20日まで断続的に雨が降りそうだ。