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国民党副主席、米中の「台湾共同管理」を懸念


ニュース 政治 作成日:2007年10月5日_記事番号:T00003003

国民党副主席、米中の「台湾共同管理」を懸念

 
 関中国民党副主席は4日、民進党が来年3月の総統選挙の際に台湾名義による国連加盟の是非を問う住民投票の同時実施を計画していることについて、米国の台湾政策関係者から「中国にとっては『法的台湾独立』であり、容認できる限界ラインを超える」と明確に伝えられたことを明らかにした。5日付中国時報が伝えた。

 関副主席はこれについて、このままでは台湾の取り扱いを米中で決めていく「共同管理」が実現し、状況は極めて危険だという認識を示した。

 関副主席はまた、「米中の台湾問題協議は、担当する政府官僚の地位の高さ、頻繁さ、幅の広さは一般の想像以上だ。両国は大国でどんなことでも協議でき、台湾問題でも暗黙の了解が存在する」と指摘した。

 関副主席は連戦名誉主席の側近として知られる。台湾では珍しい満州族出身だ。