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高鉄沿線から3キロ以内、地盤沈下で開発制限検討


ニュース 建設 作成日:2011年5月17日_記事番号:T00030032

高鉄沿線から3キロ以内、地盤沈下で開発制限検討

 行政院公共工程委員会(工程会)の李鴻源主任委員は16日、彰化県、雲林県内の台湾高速鉄路(高鉄)沿線で地盤沈下が内陸方向に広がる傾向を見せていることを受け、関係官庁と対策会合を開き、高鉄から3キロ以内の開発を制限するとともに、建造物の重量制限を設ける方向で検討する方針を明らかにした。17日付経済日報が伝えた。

 開発が制限されれば、中部科学工業園区(中科)虎尾園区(雲林県虎尾鎮)への影響は避けられない見通しだ。

 経済部水利署は、高鉄彰化駅で3〜10センチ、雲林駅で20センチ以上さらに地盤沈下が進む可能性があるとみている。

 李主任委員は、地盤沈下の一因とされる地下水くみ上げを減らすため、井戸の閉鎖を進める方針で、5年以内に対象区域での地下水くみ上げ量を現在の半分に削減する意向を示した。