ニュース 医薬 作成日:2011年5月17日_記事番号:T00030036
劣悪な労働環境を原因とする深刻な看護師不足が問題となる中、新北市立聯合医院は今月より全看護師を対象に5%、救命救急や手術室など特殊勤務に当たる看護師は10%の賃上げを行う。朱立倫・新北市長は、看護師志望者が増えるよう、今後もさらに労働時間、交代勤務制度などの適正化を進める考えを示した。17日付聯合報などが伝えた。
朱市長は16日、聯合医院板橋院区を視察し、花を贈って看護師をねぎらった(16日=中央社)
聯合医院は5%の賃上げのほか、毎月の特別賞与の最低額も現在の2,000台湾元(約5,600円)から3,000元へと引き上げた。また、新たに「留任賞与」制度を設け▽在職満1年、1,000元▽同満3年、1,500元▽同満5年、2,000元──が月給に追加される。
沈希哲・聯合医院院長は今回の賃上げについて、聯合医院の収入は4年前の8,000万元から1億3,000万元に拡大し、病床稼働率も85〜95%に上昇しているため、看護師の必要性が高まっているためと述べた。
また、新北市立聯合医院の賃上げを受け、台北市立聯合医院も3%の賃上げを検討している。
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