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台玻のエコガラス、中国需要受け12年生産能力5倍へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2011年5月17日_記事番号:T00030038

台玻のエコガラス、中国需要受け12年生産能力5倍へ【表】

 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)の林伯実総裁は16日、中国政府が新築ビルに採用を義務付け、需要が見込めるLOW−Eガラス(エコガラス)について、同社の生産能力を2012年末に50万トンへと、現在の9万3,600トンから5倍以上に引き上げる計画を明らかにした。17日付旺報が伝えた。

 LOW−Eガラス生産ラインは当初、中台で計4本だったが、昨年以降7本に増やしている。林総裁は、市場競争が激化しているが、同社は質と量ともに中国2社に並ぶ市場のリーダー的存在だと強調した。

 また、太陽電池用カバーガラスも2~3カ月以内に透過率が向上し、将来の重要な収益源になると期待している。タッチパネル用ガラス基板としては、13年にも彰化県の彰浜工場でアルミノケイ酸ガラス、来年第4四半期から中国江蘇省淮安市でソーダ石灰ガラスの生産を開始する予定だ。コストは高いが利益の見込める板厚0.55ミリメートルと0.7ミリメートル製品に特化するという。