ニュース 食品 作成日:2011年5月17日_記事番号:T00030042
新北市の小学校給食で出されたニワトリの手羽先から使用禁止の抗生物質、ドキシサイクリンが検出された問題で、行政院消費者保護委員会(消保会)の調査で、全土5県市の小学校6校の給食の食材から禁止の抗生物質、抗菌剤が検出され、このうち5件で食品大手、大成長城企業を含む優良農産物の「CAS」認定を受けた企業4社が供給を行っていたことが判明した。CASの信頼性がさらに揺らぐ事態となり、監察院も調査に乗り出す意向を表明した。17日付蘋果日報が報じた。
今回、食品から禁止抗生物質が検出されたCAS認定企業は、▽大成長城▽超秦企業(スーパーミル)▽禹昌冷凍食品興業▽嘉楠食品工業──の4社。大成長城は抗生物質のドキシサイクリンが新北市立渓洲国小に供給していた鶏肉から40.2ppb(10億分の1を示す単位)、台南市立復興国小に供給していた鶏肉からは32.6ppb検出された。
大成長城はケンタッキーフライドチキン(KFC)やバーガーキング、モスバーガーに鶏肉を提供しているが、3業者とも同社との取引を停止する考えはないと表明した。これについてバーガーキングは、「当社が仕入れている食肉は抗生物質が検出されたものとカテゴリーが違う」と理由を説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722