ニュース 公益 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030062
第2原子力発電所(新北市万里区)で17日行われた防災演習を視察した馬英九総統は、「短期内に原発を無くすことは不可能」と述べ、既存および建設中の原発施設について安全を最重視しつつ、稼働を継続する方針を示した。18日付聯合報が伝えた。
作業員と握手する馬英九総統(左3)。17回目を迎えた原発防災演習を現職総統が視察したのは初めてだ(17日=中央社)
今回の防災演習は、台湾の東北342キロメートル沖を震源とするマグニチュード8の地震が発生し、高さ15~20メートルの津波に襲われるという、東京電力福島第一原発並みの事態を想定して行われた。
外部からの電力供給が止まり、使用済み燃料プールの冷却水が失われ、原子炉内の温度が上昇するという設定の下、新北市消防局の隊員など755人、23車両を動員して発電所内の消火活動や燃料プールに水を補給する作業などを行った。
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