ニュース 医薬 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030069
「世界高血圧デー」の17日、中華民国心臓学会の江晨恩・高血圧委員会主任委員は、台湾における高血圧患者の4割は、自分が高血圧だとは自覚していないと指摘。その上で心筋梗塞の1回目発症の7割、脳卒中の1回目発症の8割、心不全の9割が高血圧に関連しているとの見方を示し、45歳以上の男性と55歳以上の女性は起床と就寝時の1日2回、血圧測定を習慣づけるよう呼びかけた。18日付聯合報が伝えた。
理想的な血圧値は120/80mmHg。一方で、全土の高血圧患者430万人のうち、目標値の140/90mmHg以下に改善できたのは男性21%、女性29%にとどまっている。なお、既に心臓病や卒中、糖尿病などリスクの高い患者群は130/80mmHg以下に改善すべきと陳志鴻・心臓学会理事長は指摘した。
また同日発表された「高血圧治療の手引き」では、▽塩分控えめ(1日6グラム以下)▽アルコール控えめ(同30グラム以下)▽体重を落とす▽禁煙▽野菜中心の食生活▽よく運動する──の6項目がアドバイスとして挙げられた。
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