ニュース 医薬 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030070
健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は17日、同社が台湾で独占販売代理権を保有する肝がん治療薬のイットリウム90線源封入樹脂微小球(商品名・サーテックス)が行政院衛生署から「医療器材許可証」を取得したと発表した。年間1億台湾元(約2億8,000万円)の売り上げを見込む。中央社電などが伝えた。
微小球はオーストラリアのサーテックス・メディカルが開発したもので、大腸がんの肝転移患者に対する放射線塞栓療法に使用される。健喬信元ががん治療分野に参入するのは初めてとなる。同社によると、既に台湾各地の大型総合病院で120人が同療法による治療を受けた。
同療法は大腸がんが肝転移した患者で、手術が不可能かつ化学療法が有効でない患者に使用され、これまでの臨床データから大幅な延命効果があることが分かっている。副作用が小さく、動脈閉塞に伴う痛みもないのが特徴だ。
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