ニュース 家電 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030076
元太科技工業(EIH)とセイコーエプソンは17日、世界最高解像度300dpiの電子ペーパータブレットが実現できる「高精細電子ペーパーデバイス」を共同開発したと発表した。今後主に日本語および中国語のビジネス、教育分野で、11インチ以上の電子ブックリーダー市場で商機を狙う考えで、今年末から来年明けにかけて量産に入る予定だ。18日付経済日報が報じた。
新デバイスの試作品は、5月20日まで米ロサンゼルスで開催中のディスプレイ関連展示会「SID」に出展予定だ(セイコーエプソン提供)
新たに開発されたデバイスは、元太が電子ペーパーディスプレイを、エプソンはその高速表示や快適な操作性を可能にする表示制御プラットフォームを開発した。同デバイスを利用することで、電子ペーパー端末メーカーは短期間で効率的に製品を開発できるとしている。
なお同日付工商時報は、電子ブックリーダー「キンドル」を販売するアマゾンが、下半期に発売する新機種に同デバイスを採用するとの観測を伝えた。
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