ニュース 電子 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030077
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、第3四半期に受注価格を全面的に3〜5%引き下げるとの観測がメディアで報じられたことについて、「受注価格は営業秘密であり公開することはない」としつつ、「実際の状況は外部の想像とは異なる」と観測が事実ではないことを示唆した。18日付工商時報が報じた。
また、台湾内外のIC設計業者も、TSMCと聯華電子(UMC)のファウンドリー大手2社は第3四半期、生産ラインはフル稼働となる見込みで、受託価格を引き下げるという話は聞いたことがないとの反応を見せた。
第2四半期に入り、ファウンドリーの稼働率が大幅に落ち込んでいるとの観測が市場で相次いでいたが、TSMCは今期売上高について前期比3〜5%成長の可能性があると表明、UMCは業績説明会で前期比横ばいとの見通しを示している。
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