ニュース 電子 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030079
米ノートPC大手、ヒューレット・パッカード(HP)は17日、今年の通年売上高予測を当初の1,300億〜1,315億米ドルから1,290億〜1,300億米ドルへと下方修正、1株当たりの利益(EPS)見通しも、当初の5.2米ドルから5米ドルへと引き下げた。業界では今後、同社が受託メーカーや部品メーカーに価格の引き下げを要求するとみられており、広達電脳(クアンタ・コンピューター)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、鴻海科技集団(フォックスコン)、英業達(インベンテック)などに影響が及びそうだ。ブルームバーグ電などが伝えた。
証券会社は当初、同業の宏碁(エイサー)の3期連続業績予測の下方修正は同社だけの問題だとの認識だったが、HPも業績予測を下方修正したことで、タブレットPC好調の影響がPC産業全体にまで及んでいる状況を明確に示す形となった。
一方、あるアナリストは、HPからクアンタや鴻海への発注は減っているものの、両社ともアップルからの受注が旺盛であるため、HPの業績下方修正による影響を抑えられるとの見方を示した。
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