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台湾初のUSB3.0ホスト認証、ASUS傘下の祥碩が取得


ニュース 電子 作成日:2011年5月18日_記事番号:T00030080

台湾初のUSB3.0ホスト認証、ASUS傘下の祥碩が取得

 華碩電脳(ASUS)傘下のIC設計、祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)はこのほど、USB3.0対応ホスト・コントローラーチップ「ASM1042」が業界標準団体「USBインプリメンターズ・フォーラム」(USB−IF)の認証を取得した。同チップのUSB−IF認証取得は台湾初で、世界でもルネサスエレクトロニクスなどに次いで4社目。18日付電子時報が伝えた。

 ただ、台湾のIC設計業者は、従来USB3.0ホスト・コントローラーチップでUSB−IF認証を取得していなかったものの、台湾のマザーボード大手における需要の高まりや、東日本大震災発生を受けた日系メーカーからの発注切り替え効果により、既に同チップを大量に出荷している。特に祥碩は、出荷量の半数以上がASUSからの受注に支えられ、第1四半期に150万個、第2四半期は単月100万個以上の出荷となる見通しだ。

 また、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)も、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)などのマザーボード向けで、単月出荷量が既に100万個を超えている。