ニュース その他分野 作成日:2011年5月19日_記事番号:T00030085
スイスの調査研究機関、国際経営開発研究所(IMD)が発表した「2011年国際競争力ランキング」で、世界59カ国・地域のうち台湾は前年から2ランク上昇し、過去最高の6位となった。項目別の「経済状況」が8位と、昨年の16位から大きく前進したことが総合ランク上昇につながった。これについて行政院経済建設委員会(経建会)の胡仲英・副主任委員は、「昨年の経済成長率が世界3位の10.82%と高かったことや、中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効による輸出成長、中国人観光客の急増で商業活動が活発化したこと主な理由」と指摘した。19日付工商時報が伝えた。
他の項目では「インフラ」が1ランク上昇し16位だった一方、「政府の効率性」は10位で4ランクダウンした。さらにそのうち、▽「政府系株主による企業活動への影響力」35位(前年12位)▽「官僚による企業活動への影響力」20位(同8位)▽「今後2年の財政見通し」が41位(同32位)──と大きく評価を落とした。
なお、世界ランキングでは米国と香港が首位で3位はシンガポール。日本は昨年から1ランク上げ26位だった。
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