ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月19日_記事番号:T00030093
全家便利商店(台湾ファミリーマート)は19日、澎湖諸島で初めてとなる店舗を、澎湖県馬公市に3店同時オープンする。呉勝福・同社副総経理は、澎湖は大きな観光商機が期待できるとして年内に同県で10店舗以上の展開を目指す考えを示した。なお、澎湖では同業の統一超商(プレジデント・チェーンストア)が既にセブン−イレブンを23店展開している。19日付工商時報が伝えた。
呉副総経理は林鳳営牛乳や人形劇「霹靂」のDVDレンタルなど、同社しか扱っていない製品の販売で差異化を図り、消費者の選択肢も広げることができると強調した。
また呉副総経理は、澎湖の3店舗での売り上げは台湾本島にも引けを取らず、テスト営業での平均客単価は70〜80台湾元(約190〜230円)に達したと指摘。特にデザートの売り上げは本島の数倍にも上るほか、サングラスや日焼け止めなど、レジャーに欠かせない商品の購入も多いという。
ただ、離島への商品運送費が本島の9倍になるため、7〜8店まで増やした時点で損益均衡が達成できるとしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722