ニュース その他分野 作成日:2011年5月20日_記事番号:T00030119
馬英九総統は19日、就任3周年の記者会見を行い、経済格差是正に向け、南部に2,632億台湾元(約7,400億円)の追加投資を行い、インフラ整備を進める方針を明らかにした。20日付工商時報などが伝えた。
馬総統は「行動と知恵で台湾にプラスとなる多くのことをやっていく」と強調。7カ月後に迫った総統選に向けてアピールした(19日=中央社)
馬総統は「南部重視」の姿勢を打ち出すため、台南市で記者会見し、「中央と地方はパートナーでなければならず、台湾は東西南北問わず、均衡が取れた発展が必要だ」と強調。馬英九政権がこれまでに南部の開発に投じた予算と今後投じられる予算は、合計で7,447億元に達すると説明した。
具体的なプロジェクトとしては、▽高雄市の「海空経貿城」整備▽故宮博物院南部分院(嘉義県)の建設推進▽嘉義市の鉄道高架化▽台湾高速鉄路(高鉄)の雲林駅新設▽屏東県の大鵬湾風景区整備▽六堆客家文化園区(屏東県)の整備▽曽文、南化、烏山頭ダムの改修と南部への安定した水供給──などを挙げた。
また、台南地区の文化観光産業を発展させるため、今年夏から台南空港を中台直航に解禁する考えも示した。
このほか、台南市の鉄道地下化、台南創意文化園区の建設に別途2,326億元を投資する方針も明らかにした。
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