ニュース 金融 作成日:2011年5月20日_記事番号:T00030122
国泰金融控股の蔡宏図董事長は19日、銀行と証券会社をターゲットに合併・買収を進める方針を初めて示した。銀行支店200店以上への拡大、証券会社の3〜5年内の市場シェア10位入りを目標とし、金融持ち株会社台湾最大手の地位を固めたい考えだ。20日付経済日報が報じた。
蔡董事長によると、傘下の国泰世華銀行は台湾に現在162支店で、地域密着の銀行をターゲットに合併を模索する。国泰総合証券は規模が小さいため、今後ブローカー業務やアンダーライティング(引き受け・売り出し)業務も手掛け、サービスの多様化を図る考えだ。現在の市場シェアは0.7〜0.8%で、業界25〜27位。
同社の資産総額は、台湾の金融持ち株会社で最大の4兆7,700億台湾元(約13兆5,000億円)。合併・買収に際し資金面での問題はないとしている。
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