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台プラ第3・中油第5ナフサ、定期検査を8月に前倒し【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月20日_記事番号:T00030131

台プラ第3・中油第5ナフサ、定期検査を8月に前倒し【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)で火災が頻発していることを受け、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、三軽)と台湾中油の第5ナフサプラント(高雄市楠梓区、通称五軽)は9月に予定していた定期検査を8月に前倒しする方針を固めた。20日付経済日報が市場関係者の話として伝えた。

 両プラントは台湾のエチレン生産の40%以上を担っている。現在エチレン相場は低迷しているが、定期検査中は反発が予想される。

 台塑石化幹部は「検討を進めているが、最終決定は下されていない」と説明した。

 台湾中油幹部は「五軽で圧力容器を開けて検査を行ったのは3年前のことで、連続稼働期間がプラント設置以来の最長に達している。正常に稼働しているが、熱交換比率が低下しているため、8月中旬に操業を中断する方向で計画を見直している」と述べた。