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アップルiPhone5のレンズ、台湾メーカーが独占


ニュース 電子 作成日:2011年5月20日_記事番号:T00030134

アップルiPhone5のレンズ、台湾メーカーが独占

 米アップルが下半期に発売するとみられる新型スマートフォン「iPhone5」(通称)に搭載される800万画素のデジタルカメラレンズは、台湾メーカーが受注を独占する可能性が高まった。20日付経済日報が伝えた。

 市場関係者によると、「iPhone5」向けのカメラレンズの受注は、日本のカンタツ(本社・栃木県矢板市、阿久津肇寿社長)が東日本代震災の影響でサンプル提供を見合わせたため、現在アップルによる認証手続きを進めているのは、台湾勢の大立光電(ラーガン・プレシジョン)、玉晶光電(ジニアス・エレクトリック・オプティカル)の2社に絞られた。

 市場では、アップルの部品調達担当者が日本人に交代したため、当初台湾勢は不利な立場に追い込まれるとの見方もあったが、栃木県と福島県に生産拠点を持つカンタツが震災で受注競争から撤退したことで、状況が一変した。

 ラーガン、ジニアスはこれまでも「iPhone4」とタブレット型パソコン「iPad2」向けにデジタルカメラレンズを納入してきた。