ニュース その他分野 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030146
行政院環境保護署は20日、国防部第202兵工廠(台北市南港区)の移転後の跡地に建設が決まった国家生技(バイオテクノロジー)発展園区について、第3回専案小組(個別小委員会)を開き、環境影響評価審査の条件付き通過を決めた。環境影響評価委員会大会は6月10日に開かれる予定で、順調に審査を通過すれば、近く着工され、2017年に完成の予定だ。21日付聯合報が伝えた。
個別小委員会は、15人以上で構成する環境保護監督委員会の設置など10項目の改善意見を付け、条件付きで審査案の通過を決定した。
同園区をめぐっては、作家の張暁風さんが、湿地生態を保護すべきだとして、建設に反対するなどしたため、環境影響評価審査が遅れていた。
開発を主導する中央研究院の翁啓恵院長は「環境影響評価の審査は長期化したが、その過程で多くのことを学んだ。環境保護団体の要求がなければ、生態保全への配慮を深めることができなかった。感謝したい」と述べた。
審査の過程で、開発面積は当初の9.6ヘクタールから3.15ヘクタールへと大幅に削減される一方、生態保全区は14ヘクタール以上拡大され、4ヘクタールの湿地復元区も設けられることになった。
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