ニュース 農林水産 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030153
「台湾鯛」とも呼ばれ、台湾で養殖が盛んなティラピア(呉郭魚)の取引価格が震災前の1キログラム当たり約33台湾元から、約3倍の同90元(約256円)近くまで値上がりしている。福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故発生以来、日本だけでなく欧米各国から受注が大幅に増加し、価格高騰につながっている。22日付中国時報が伝えた。
ティラピアは昨年5月、中国の低価格品の市場流入を受け、一昨年の1キロ当たり45元から同33元まで落ち込み、養殖業者を窮地に追い込んでいた。しかし東日本震災発生後数カ月で一気に値上がりし、今後さらに上昇する勢いとなっている。
ティラピアのほか、台湾で養殖されたスズキ、ハタ(石斑魚)なども震災の影響で2割値上がりしているという。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722