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長栄海運、船舶10隻建造で台船と契約


ニュース 運輸 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030156

長栄海運、船舶10隻建造で台船と契約

 長栄海運(エバーグリーン・マリン)は20日、8,000TEU(20フィートコンテナ換算)級の「L」型フルコンテナ船10隻の建造を発注することで台湾国際造船(台船)と契約を結んだ。発注金額は1隻当たり1億米ドル、合計10億3,000万米ドルで、13年9月から引き渡し開始の予定。21日付工商時報などが伝えた。


譚泰平・台船董事長(左1)は、14年ぶりとなった同社への発注に、「張栄発・長栄グループ総裁が、台湾経済の発展を考慮して希望したため実現した」と説明した(20日=中央社)

 今回発注した10隻の内訳は、長栄海運と同社シンガポール子会社がそれぞれ各3隻、英子会社が4隻を建造する。

 今回の契約は、長栄海運の「L」型フルコンテナ船建造計画のうち、昨年7月と9月に韓国サムスン重工業に発注した計20隻に続く第3弾。台湾元高が進行した影響で、前2回に比べ20億〜30億台湾元(約57億〜85億円)の大幅な割安となった。