ニュース 医薬 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030157
中天生物科技(マイクロバイオ)は22日、日本のバイオ科学(本社・徳島県阿南市、奥谷亮社長)の中国独資子会社「上海百医奥製薬」を1,000万人民元(約1億2,600万円)で買収するとともに、3,500万人民元で同社工場の土地(同市松江区)および設備を取得したと発表した。3カ月以内の稼働を目指す新工場では中天グループの保健食品全シリーズを生産するほか、受託生産も予定している。23日付工商時報が伝えた。
中天生技の路孔明董事長は、保健食品市場は台湾で今後3年の複合成長率10%以上が見込まれ、来年には1,000億台湾元(約2,840億円)規模を突破すると期待されるほか、中国の市場規模は13年に台湾の10倍に当たる2,726億人民元に成長すると好感している。なお同社の保健食品事業は過去4年、平均5割以上の売上成長を続けている。
また松江工場では、医薬品分野で上海百医奥がライセンスを保有する薬品のほか、将来的には中天が開発した新薬の生産も手がける計画だ。
中天生技の4月売上高は前年同月比41.74%増の1億3,400万台湾元で、過去最高となった。
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