ニュース 電子 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030164
ノートパソコン用放熱モジュール大手、奇鋐科技(AVC)は20日、中国南車集団傘下で鉄道向け設備などを手がける南車株洲電力機車研究所と合弁で、鉄道向け放熱モジュールの生産を行う「株洲南車奇宏散熱公司」を設立すると発表した。持ち株比率は南車が55%、奇鋐科技が45%。2015年に売上高8億人民元(約100億円)を目指し、中国での上場も計画する。21日付経済日報が伝えた。
奇鋐科技の沈慶行董事長は、中国の第12次5カ年計画(2011~15年)に鉄道建設が重要項目として組み込まれている上、鉄道車両の設計・製造で年間売上高約2,000億台湾元(約5,700億円)の中国最大手、中国南車集団との合弁は同社の交通市場における速やかな展開拡大に有利だと説明した。
沈董事長は、ノートPC用市場は今年、不調が続いているが、同社は発光ダイオード(LED)向け、タッチパネル貼り合わせなど新たな分野に参入して成果を挙げており、成長を維持すると強調した。なお同社のノートパソコン向けの売上高は昨年の15%から10%に縮小する見通しだ。
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