ニュース 電子 作成日:2011年5月23日_記事番号:T00030165
6月14日から16日まで台北世界貿易センター南港展覧館で開催される「台湾平面顕示器展」(ディスプレイ台湾)に業界大手の友達光電(AUO)が参加を見送ったことが分かった。23日付自由時報が伝えた。
AUOはディスプレイ台湾に長年出展してきたが、今年は中国の「深圳光電・ディスプレイ展示会」への出展に切り替えた。同展示会では世界最大となる71インチの大型液晶パネルや21対9の超ワイド3D(三次元)テレビ用液晶パネルなどの最新技術を展示する構えだ。
AUOの広報担当者は「製品準備、展示会場の設営、スタッフ確保などには、時間とコストがかかる。深圳光電・ディスプレイ展示会とディスプレイ台湾の開催時期が近いため、台湾での出展を取りやめた」とし、世界最大のテレビ市場に浮上した中国での出展を優先したことを明らかにした。
一部には、AUOの説明は表向きのもので、実際には中部科学工業園区(中科)での環境影響評価審査の難航、次世代液晶パネルに関する対中投資の制限などで、同社が馬英九政権に反感を抱いていることを背景として指摘する声もある。
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