ニュース その他分野 作成日:2011年5月24日_記事番号:T00030179
経済部は23日、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に基づくアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)による関税引き下げ対象品目に、三角貿易の製品も含めると発表した。24日付経済日報が伝えた。
いわゆる三角貿易とは、企業が海外での受注分を台湾で製造し、中国に輸出するなど、受注元と製造元が異なるようなケースを指す。今後は三角貿易であっても、製品が台湾で製造されたものであれば、関税引き下げの対象となる。
中台間の貿易では、三角貿易の形態がしばしば見られ、経済部は「三角貿易をアーリーハーベストによる関税引き下げの対象から除外し続ければ、多くの台湾企業の権益を損ねることになる」と判断。中台間の両岸経済合作委員会(経合会)の税関部会で協議を進めた結果、三角貿易を関税引き下げ対象品目に含めることで中国側と合意に達した。
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