ニュース 食品 作成日:2011年5月25日_記事番号:T00030213
清涼飲料などから有害可塑剤のフタル酸ビス(DEHP)が検出された問題で、被害を受けたメーカーは24日までに40社以上に拡大し、同日回収された果汁、ジャム、ヨーグルト粉末などは計2.4トンに上った。25日付中国時報などが報じた。
可塑剤混入製品を倉庫にしまう販売業者。被害の全容は大規模なものとなりそうだ(24日=中央社)
DEHP混入が新たに発覚したのは、大湖草莓農場の「A級桑粒」「頂級紅蘋果汁」や、長庚生物科技の製品など。また「悦氏運動飲料」や「動力運動飲品檸檬口味」などにDEHPが混入していた名牌食品は、これらの製品を香港に輸出していたため、行政衛生署が香港側に連絡を行うことになった。名牌食品は、香港の輸入業者や現地消費者にからの返品、払い戻しに応じるとしている。
なお、彰化地方検察署の調べによると、DEHPを含む乳化剤の供給元である昱伸香料(新北市中和区)は、少なくとも5年にわたって食品メーカーに供給を行っていたとみられるという。
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