ニュース 電子 作成日:2011年5月25日_記事番号:T00030215
国家通訊伝播委員会(NCC)はこのほど、通信キャリア各社が購入済みまたは購入を計画しているネットワーク設備のうち、中国メーカーが生産した設備のリストを作成するよう各社に文書で要求した。25日付工商時報が伝えた。
今回の要請は、中国製通信設備が安全保障上の脅威となる可能性を念頭に置いたものだ。行政院、経済部など関係機関は、提出されたリストに基づき、現在個別審査制となっている中国製ネットワーク設備の輸入を禁止することも視野に入れている。
通信キャリア各社もNCCから文書を受け取ったことを認めた。NCCは現在、中国製ネットワーク設備の輸入認可を全面的に中断しており、各社が提出した基地局設備などの輸入申請が滞っている。
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の台湾総代理店、訊イ(イは山の下に威)の路奎総経理は、「安全保障上の懸念について公に証明されていないにもかかわらず、華為の設備の輸入を制限することは非常に遺憾だ」と反発した。
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