ニュース 電子 作成日:2011年5月25日_記事番号:T00030219
市場調査機関IDCの江芳韻アナリストは24日、タブレット型パソコンの重要部品であるタッチパネル、NAND型フラッシュメモリーの価格が来年は値下がりするとの予測を示した。この結果、タブレットPCの価格も来年以降は下落する可能性がある。25日付工商時報が伝えた。
IDCの予測によれば、タブレットPCの世界市場規模は、今年が4,500万台、来年が7,000万台と見込まれる。
現在、タブレットPCの原材料コストは1台当たり300~350米ドルで、販売価格は500米ドル前後が主流となっている。原材料コストの30~40%を占めるタッチパネルは、相場が下落する可能性が最も大きいとみられる。
江アナリストは「タッチパネルメーカーが積極的に生産能力を拡大し、良品率も高まることから、来年の相場は下落が見込まれる」と指摘した。
プロセッサーやNAND型フラッシュメモリーも相場が下落するとみられ、非アップル陣営のパソコンメーカーは、アップルに価格戦を仕掛ける余裕が生まれそうだ。
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