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テクコアの韓国企業提携、エバーライトが不快感


ニュース 電子 作成日:2011年5月25日_記事番号:T00030221

テクコアの韓国企業提携、エバーライトが不快感

 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの泰谷光電科技(テクコア)が董監事の改選を先送りしていることに関連し、大株主のLEDパッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は24日、テクコアが今年1月にエバーライトと競合関係にある韓国のソウル半導体を引き受け先として、転換社債を発行したことに強い不快感を表明した。25日付工商時報が伝えた。

 葉董事長は、明朝末の武将、呉三桂が清に味方した故事を引用し、「清の兵隊を関(山海関)に招き入れるようなものだ」と強い不快感を表明。それが原因で、エバーライトは今年1月からテクコアに対する発注をストップしたことを明らかにした。

 これについて、テクコアの劉三宝・董事長特別助理は「ソウル半導体とは7~8年の取引がある。エバーライトとの提携は最近2~3年のことにすぎない」と述べ、ソウル半導体への転換社債発行は長年の取引関係に基づくものだと説明。エバーライト側の主張を「論点をねじ曲げるものだ」として突っぱねた。