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携帯向けテレビ放送、2社に全国免許発給へ


ニュース 電子 作成日:2007年10月5日_記事番号:T00003023

携帯向けテレビ放送、2社に全国免許発給へ

 
 通信行政を担当する国家通訊伝播委員会(NCC)は4日、携帯電話向けデジタルテレビ放送の試験放送期間を年末で終了し、来年1月に本免許発給案を行政院に提出する方針だ。同委はまず2社に全国免許を発給する。5日付経済日報が伝えた。

 NCCは昨年、北部地区で3社、南部地区で2社に試験放送免許を発給した。放送規格をめぐっては、公視、中視など4陣営が採用したノキア主導の「DVB-H」技術とクアルコム・台視陣営が採用した「メディアフロ」が競合している。

 NCC委員は来年1月に全員が辞任する予定となっており、委員不在の空白期間で免許発給が遅れることが懸念されるため、NCCは年内に試験放送を終了させ、ただちに本免許発給に向けた審査に入る方針。できれば、来年1月末に免許発給を完了したい構えだ。

 NCCはどの放送規格が優れているか成功大学に研究分析を依頼しており、同大学はコストが安いDVB-H規格の採用を答申している。